研究・検査・教材としても簡単に静摩擦係数を測定。
試験片を上昇板と平面圧子に取り付けます。上昇板には、平面圧子の動きを監視するセンサーが備えられています。
上昇板は水平状態にあり、測定開始と同時に傾斜が進みます。そして、平面圧子が滑り始めたときの動きをセンサーがとらえ、瞬時に上昇板を停止させます。
この時の角度およびtanθを読み取ります。
試験片は、金属、繊維、紙、ゴム、フィルム等々、あらゆる表面の測定が行えます。試験片は、上昇板側、平面圧子側の双方に取付ができます。試験片に潤滑剤を塗布して、トライボロジの研究にも活用できます。
上昇板は、滑らかに上昇し、停止も電気的に行いますので、測定に個人差がでません。停止した時の読み取りは、滑り角度(°)および静摩擦係数(tenθ)にて行えます。
JIS P 8147(紙及び板紙−静及び動摩擦係数の測定方法)
※ 別途測定治具が必要な場合がございます。
平均10°/6sec(復帰時10°/3sec)
レバーシブルモータ
静摩擦係数 0~1.5(最小目盛り0.005)
滑り角度 0~56°(最小目盛り0.5°)
上昇板側 最大300mm×120mm
平面圧子側 75mm×35mm(接触面)
重量 150gまたは200g(分銅脱着による)
0~50℃ 85%RH以内 但し、結露なきこと
本体:W470mm×D290mm×H420mm
平面圧子 1式、電源コード(2P・E付き2m) 1本、
ビニールカバー 1枚、取扱説明書 1部
JIS P8147用 平面圧子