二つの試験を一台で!往復摺動試験と回転ドラム試験
トライボステーションと同じ摺動試験だけではなく、回転ドラム試験まで可能にした摩擦摩耗試験です。今までの摩擦摩耗試験機と同等の摺動試験が行え、さらに回転ドラム試験も行えます。
感光ドラムや給紙ローラーの試験は実際の使用状況と同じ回転させて測定でき、紙や板状のサンプルは直線往復摺動の試験が行える一台二役の摩擦摩耗試験機です。
実績のある分銅による加重方法に加え、回転ドラム試験に適した荷重変換器による押し付け方式にも対応しました。変動する押し付け荷重をモニタリングすることが可能になりました。
回転ドラム試験から往復摺動試験への切替も簡単に行える親切設計。さらに指定回数や指定摩擦力に達したときには自動停止する機能も搭載し、摩耗試験が簡単に行えます。
W110×L400mm
30~6000mm/min / 1~100mm
シングルモード・リピートモード
MAX 9,999,999回
±10mm (往復摺動モードのみ)
φ10~90mm
専用チャッキング治具使用(形状により作製可能)
正転・逆転切替機能付き / 50~500rpm
(指定回転数にて作製可能)
過MAX 9,999,999回積算可能
あり MAX 9,999,999回
測定方法 / 範囲:X、Y、Z 3方向(Z方向は垂直荷重モニタ用)/MAX9.8N(3方向とも)
垂直荷重:1~1000g(バランスアーム機構+分銅使用)、
0~10mm荷重変換器押し付け方式(MAX9.8N)
支点部上下動:0~150mm
動歪みアンプ:0~9.8N=0~5V アナログDC出力
リミッタ機能:直線往復摺動リピートモード時指定摩擦力到達後テーブル自動停止
測定位置:サンプル長手方向中心部(回転ドラムモード時のみ)(指定位置に作製可能)
汎用摩擦力解析ソフト(トライボソフト)、
X、Y、Z摩擦力モニター用3chソフト
上部相手側サンプル固定治具(ご相談にて作製可能)、ボールホルダ、ブレードホルダ、平面圧子、引掻針、加重用分銅(20g、50g、100g、200g、500g、1000g)電源ケーブル、アース線、取扱説明書
加熱装置や冷却装置などのオプションが使用できます。
点接触から特殊測定など、さまざまな測定子が使用できます。