【摩擦摩耗試験】受託試験を失敗しない5つのコツ・注意点

「摩擦摩耗試験を委託したいけど、失敗しないか不安」
「試験を委託するにあたって、注意すべき点は何?」
こんな不安、疑問をお持ちの方も少なくないと思います。

この記事では、摩擦摩耗試験の受託試験を依頼するときに失敗しないコツ・注意点を解説していきます。

>>摩擦摩耗試験でお悩みであればHEIDONまでお問い合わせください

アウトプットに対する要望を明確にする

試験を実施した結果、どのようなアウトプットを期待しているのか?を明確にしましょう。

単に試験結果だけを受領できればよいのか、あるいは専門家として何らかの考察をつけて欲しいのかによって予算や納期、報告書の内容も変わってきます。

試験が終わってから「思っていた試験報告書と違う!」とならないように、可能であれば事前に試験報告書のフォーマットを見せてもらうこともおすすめします。

予算と納期の目標を決める

要望するアウトプットが明確にできたら、予算と納期の目標を決めましょう。

「相場がわからないと決めようがない」という声もありますが、最大で●円、●日までなら許容できるという最低限のラインを決めておく必要はあるでしょう。

自分1人で目標を決められない場合は、事前に意思決定できる方と相談しておくことをおすすめします。

過去の実績を確認する

「受託事業者が “できる” と言ったので、頼んでみたら、期待していたものと違っていた。」

このようなことが起きないように、受託事業者の過去の実績を確認しておきましょう。

委託したい試験と近い試験をやった実績があるなら安心材料になりますし、試験結果に対して専門的な考察を加えてもらえるかもしれません。

試験のバラツキがどの程度でるものか確認する

摩擦摩耗試験には、結果のバラツキが生まれることがあります。

「思ったような試験結果にならなかった」というときに、それが普遍的な物理特性によるものなか、バラツキによるものなのかが判断できないと、試験をやり直ししなければなりません。

試験対象物の試験で、どの程度の結果のバラツキが出るものなのか?事前に受託事業者に確認しておくとよいでしょう。

契約書や注文・請求のフローを確認する

試験のアウトプット、予算・納期、過去の実績、結果のバラツキなどがクリアになり、いざ注文というときにトラブルになりがちなのが、契約書の内容や注文・請求の進め方です。

・機密保持契約の締結フローや、注文や請求のフローは社内の規定と合致しているのか?

・あるいは、社内の規定に合わせて対応してくれるのか?

このようなことを事前に受託事業者、社内の法務・経理部門などに確認しておくと、スムーズに試験を開始できるようになります。

まとめ

以上、摩擦摩耗試験を委託するときに失敗しないコツ・注意点の解説でした。

上記の5つを整理して問い合わせをするだけでも、スムーズに進められるので、受託事業者に試験を委託するときには、是非参考にしてみてください。

摩擦摩耗試験機専門メーカーの受託試験

>>摩擦摩耗試験のことならHEIDONまでご連絡ください!

カタログのご請求や製品に関するお問い合わせは、
下記の電話かお問い合わせフォームよりご連絡ください。

受付日時
月〜金 8:30~17:30
フォームでのお問い合わせ