汎用タイプの撹拌機と合わせて使う付属品
小型撹拌機とセットで使う付属品としては、大きく以下の4つがあります。
・スタンド(架台)
・撹拌翼
・攪拌シャフト
・攪拌容器
スタンド(架台)
一般的にプロペラ式の小型撹拌機にはH型の足を持った組立スタンドが使われます。
力学的に四脚の最も安定した位置にポールを設け、四脚のうちの一点は調節ネジとして設置面の凸凹に対応できるようになっています。
出力によって、スタンドに要求される仕様が変わってきます。
撹拌翼
プロペラ型撹拌機に使われるプロペラ(撹拌翼)には、様々な種類があります。 代表的なものが、以下の6つ、ファン、プロペラR、かい十字R、タービン、ソフト十字、バタフライです。
ファンやプロペラR、かい十字Rなどの軸流プロペラ型は、上下に強い流れを発生させるのに適しています。
一方で、タービンやソフト十字などの幅流タービン型は、槽の直径方向に強い流れを発生させるのに適しています。
バタフライ型のように不規則な流れを生じさせるものもあります。
一般的にプロペラはステンレス鋼(SUS316)でできていますが、より強度の高いチタンなどもあります。
撹拌させる目的に応じて、使い分けるようにしましょう。
撹拌シャフト
シャフトは500mm~1000mmくらいの範囲で選定することができます。 一般的にシャフトは、プロペラと同様にステンレス鋼(SUS316)でできていますが、より強度の高いチタンなどもあります。
撹拌容器
撹拌用の容器には、様々な大きさがあるので、用途にあわせて選定する必要があります。
ガラスビーカー、セパラブルフラスコ、ステンレスタンク、丸型、角形等、撹拌用と言っても使用する撹拌物や設置場所等の要因で材質や形状が決まっている場合が多くあります。
容器にあった撹拌翼、撹拌機の選定が重要です。
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